なぜ個人投資家は高値で買ってしまうのか
買えば下がる、その不思議な法則
株価が100円のときは興味がない。200円になると気になり、300円になると我慢できなくなる。そして買った翌日から下がり始める。こんな経験がある投資家は少なくないでしょう。
上昇している株ほど魅力的に見える
ニュースやSNSで話題になると、株価の上昇そのものが企業の魅力のように感じられます。「まだまだ上がる」「今からでも間に合う」という声を聞くと、買わずに取り残されるのが怖くなるものです。
この心理はFOMO(機会を逃すことへの恐れ)とも呼ばれます。ただし、株価が上がったことと、その株が現在の価格でも割安であることは別の話です。
買わなかった株だけ上がる
監視している10銘柄のうち、9銘柄は横ばいで1銘柄だけ急騰したとします。目に入るのは、その1銘柄ばかり。気づけば、昨日まで見送っていた株を急いで買っている。
「上がる前には買えなかったのに、上がった後なら買える」。高値づかみには、こんな心理が潜んでいます。
買う前に確認したいこと
株価の勢いだけでなく、利益成長、財務状況、事業環境、現在の株価に織り込まれている期待を確認しましょう。「なぜ買うのか」「見通しが崩れたらどうするか」を購入前に決めるのも一つの方法です。
上昇している株を買うこと自体が悪いわけではありません。根拠なく飛び乗ることが問題なのです。
本日の失笑格言
「ええもん買うたのぉ、そりゃ上場来高値でつかんだ株じゃろ。」
参考情報:米国SEC Investor.gov(投資家教育)(外部サイト)。本文は当サイトで独自に構成した解説です。
本記事は一般的な情報と娯楽を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。