株式失笑ガイド必勝法はありません。失笑ならあります。
投資家あるある研究室 第2回

損切りできない投資家の心理

含み損だけ長期保有になる理由

利益が出た株はすぐ売れる。損失が出た株は、なぜか売れない。10%上がれば利益が消える前に売りたくなり、10%下がれば「売ったら損が確定する」とためらってしまいます。

人間は損失を重く感じる

利益の喜びよりも損失の苦痛を強く感じやすい傾向を、行動経済学では「損失回避」と呼びます。値上がりした株を早めに売り、値下がりした株を持ち続ける傾向は「ディスポジション効果」として知られています。

「買値に戻ったら売ろう」と思いがちですが、株式市場はあなたの購入価格を知りません。

ナンピンは安心の魔法か

1,000円で100株購入した銘柄が500円になり、さらに100株買うと平均取得単価は750円になります。しかし、保有株数と投資額が増えるだけで、株価回復は保証されません。

企業価値を再評価した結果の追加購入と、損失を認めたくないから買い増すことは、分けて考える必要があります。

長期保有が正しい場合もある

すべての下落株を機械的に売ればいいわけではありません。企業の成長見通しが維持されているなら、長期で保有する理由はあります。

「いま保有していなかったら、この価格で新しく買いたいか」。そう自問すると、買値とは別の視点が得られます。

本日の失笑格言

「気づけば長期投資家。最初の予定はデイトレードでした。」

参考情報:米国SEC Investor.gov(投資家教育)(外部サイト)。本文は当サイトで独自に構成した解説です。

本記事は一般的な情報と娯楽を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。